タオル作りについて

100% オーガニックコットンを使用したタオルは「原料」「織」「洗」に 徹底的にこだわって作っています。
海外製の大量生産では味わえない職人の技術を感じる風合い豊かなタオルです。

Process of Making Towels

「今治の職人達の強い信念から生まれたオーガニックコットンタオル」

「織り」へのこだわり

何十年も前の骨董品と呼ばれるようなシャトル織機を使用しています。一日に数十 メートルしかタオルを織れません。 現在は効率的に一日に何百メートルも作ることが できる高速な織機が主流です。しかし、高速であるがためにオーガニック糸には必 要以上の力がかかります。そのため、通常は生地を織る際、糸切れをしないように、 糸の表面を糊などで化学的に処理します。 私たちのタオルは、手間ひま掛けて、ゆっ くりと職人の経験と勘を用いながら、ゆったり織っています。糸の加工にはでんぷ ん粉や蜜蝋など天然由来のものをもちいることで、赤ちゃんが口に含んでも安全で、 風合い豊かな心地よいタオルが生まれています。

「洗い」へのこだわり

オーガニックコットンの柔らかさを最大限に引き出すのに大事な行程が洗いの加工 です。精錬などで使用した糊を落とすために、洗いの加工が不可欠で、タオルの善 し悪しを決めます。 使用している糊は天然のでんぷん糊です。その糊抜きに使用する のが「酵素」です。いくつもの酵素で研究され、その中で最適な酵素によりふっく らと仕上げられています。また、仕上げの洗いに使用する水は石鎚山の湧水を使用 しています。この塩素などを含まない天然の良質な水により、敏感な赤ちゃんにとっ て最適なやわらかい風合いが生まれています。

「タオル地」になるまでのこだわり

私たちのタオルは有機認定された糸を使用し、パイルを織り、仕上げ加工まで化学薬品の使用を最小限に控え、排水負荷まで考えた環境に優しい今治タオルです。百十余年もの歴史がある国内最大規模のタオル産地「今治タオル」。 伝統的で繊細な製造技術と最新技術より最高品質で世界に注目されています。 その中でも、素材から、生産工程で使用する補助剤、さらには環境負荷にまでこだわっているから私たちのタオル地は今治の中でも「最上級のタオル地」だと自信を持っております

1) 原料
オーガニック認定された糸を使用 (100% オーガニックコットン )
2) 糸加工
天然石鹸、ソーダ灰、糊剤を使って糸を精練しています。使用する糊は環境負荷を考えてでんぷん糊を使用しています。
3) 製織
パイル糸、綿糸、下経糸すべてオーガニック認定糸を使用。
4) 生地加工
酵素を使って糊抜きし、ゆっくりと時間をかけて仕上げ洗いをします。