日本製へのこだわり

本物のオーガニックコットンを使用することと同じぐらい、日本製であることを大切にしています。

Proud of Japan Made

「“Made in JAPAN” は国内衣料品の中のわずか 1% 未満」

失われつつある日本製

あらゆるものの日本製商品は減少しています。私たちが関わる技術者たちに詳しく話を聞くと素晴らしい技術と知識を持ち、日々向上心を持ってものづくりに向き合っていると感じます。繊維産業だけではなく、そんな技術者を持つ事業所が日本中で年々廃業に追い込まれています。
日本で長年培ってきた確かで繊細な技術力がオーガニックコットンの安心安全を守るためになくてはならないものだと思っています。だから、日本の素晴らしい技術を最大限に生かし、守り、未来に繋げたいと考えています。

専門の地域と自社工場の連携

アパレル製品はそれぞれのパーツで分業で作業され商品になっています。生地を作る専門、染色をする専門、裁断をする専門、縫製をする専門、検品をする専門、ラッピングをする専門。
縫製から検品、ラッピングまでは自社で行います。自社でできないそのほかの部分については長年お付き合いのある事業所と細かく連携をとり何か問題があれば相談、改善をスピーディーに繰り返し、関わる全ての人が良い商品作りに真摯に向き合い続けています。

生地作り

生地作りも生地の種類によって、生産地が分かれています。 パイル生地はタオルで有名な愛媛県の今治で作られています。糸から化学的なものを使用せず、その糸をふんわりと撚ってパイル生地を織っています。Tシャツなどに使用されている生地は和歌山で作られています。和歌山ではニットと同じように編んで生地が作られます。どちらも最終工程まで出来る限り化学的なものを排除して風合いを保ち、極上の柔らかさを保っています。

ものづくりを支える裁断

オーガニックコットンで作られた生地は和歌山に届きます。届いた生地をパターン通りにそして生地の無駄を最小限にとどめるように計算して裁断していきます。裁断の少しのずれで製品の仕上がりが大きく変わってきてしまう繊細な作業です。

高い縫製精度

縫製は長年のスキルを持つ熟練の職人が行います。デザイナーと縫製方法についても細かくコミュニケーションをとり、仕上がり、肌触りまで考えて作ります。また日本の縫製の強みは高性能で特殊なミシンの力もあります。Organicallyの製品を作りやすいようにミシン職人が特製の特殊パーツを作って、緻密な作業を支えてくれています。

日本製の安心

私たちの製品は糸から仕上がりまで全て、国内で生産しているからこそ、自分たちの目の届く範囲で製品となっています。だから安心な製品づくりが実現できています。

「タオル地」になるまでのこだわり

私たちのタオルは有機認定された糸を使用し、パイルを織り、仕上げ加工まで化学薬品の使用を最小限に控え、排水負荷まで考えた環境に優しい今治タオルです。百十余年もの歴史がある国内最大規模のタオル産地「今治タオル」。 伝統的で繊細な製造技術と最新技術より最高品質で世界に注目されています。 その中でも、素材から、生産工程で使用する補助剤、さらには環境負荷にまでこだわっているから私たちのタオル地は今治の中でも「最上級のタオル地」だと自信を持っております

1) 原料
オーガニック認定された糸を使用 (100% オーガニックコットン )
2) 糸加工
天然石鹸、ソーダ灰、糊剤を使って糸を精練しています。使用する糊は環境負荷を考えてでんぷん糊を使用しています。
3) 製織
パイル糸、綿糸、下経糸すべてオーガニック認定糸を使用。
4) 生地加工
酵素を使って糊抜きし、ゆっくりと時間をかけて仕上げ洗いをします。